総務省トップ > 政策 > 白書 > 27年版 > クラウドサービスの利用動向
第3部 基本データと政策動向
第2節 ICTサービスの利用動向

(3)クラウドサービスの利用動向

ア 国内におけるクラウドサービスの利用状況

●クラウドサービスを利用している企業の割合は平成25年末から上昇

一部でもクラウドサービスを利用していると回答した企業の割合は38.7%であり、平成25年末の33.1%から5.7ポイント上昇している(図表7-2-1-19)。産業別にみると「金融・保険業」が6割近く、資本金規模別では、資本金50億円以上企業では7割を超えている(図表7-2-1-20)。

図表7-2-1-19 国内におけるクラウドサービスの利用状況
(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html別ウィンドウで開きます
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図表7-2-1-20 クラウドサービスの利用状況(産業別及び資本金規模別)
(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html別ウィンドウで開きます
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イ クラウドサービスの利用内訳

●利用しているサービスは「ファイル保管・データ共有」が最も多い

利用しているサービスをみると、「ファイル保管・データ共有」が46.3%と最も高く、次いで「電子メール」(44.4%)、「サーバー利用」(39.9%)となっている(図表7-2-1-21)。

図表7-2-1-21 クラウドサービスの利用内訳
(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html別ウィンドウで開きます
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ウ クラウドサービスの導入理由

●クラウドサービスの導入理由は「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が約4割と最も高い

クラウドサービスの利用理由をみると、「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が40.6%と最も高く、次いで「初期導入コストが安価だったから」(34.1%)、「どこでもサービスを利用できるから」(29.4%)となっており、主に機能面及びコスト面からの理由が挙げられている(図表7-2-1-22)。

図表7-2-1-22 クラウドサービスの導入理由
総務省「平成26年通信利用動向調査」により作成
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エ クラウドサービスを利用しない理由

●クラウドサービスを利用していない企業は44.7%が「必要がない」、34.5%がセキュリティ面の不安を挙げている

クラウドサービスを利用しない理由としては、「必要がない」が44.7%と最も高く、次いで「情報漏洩などセキュリティに不安がある」(34.5%)、「メリットが分からない、判断できない」(22.5%)となっている(図表7-2-1-23)。

図表7-2-1-23 クラウドサービスを利用しない理由
(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」
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