第2部 特集 共生型ネット社会の実現に向けて
第1章 ICTにより国民生活はどう変わったか

5 余暇行動の変化


 近年では、インターネットの利用用途が広がり、購買メディアや情報収集メディアとしてだけではなく、コミュニケーションメディア、娯楽メディアとしての意味合いも強くなってきているといわれる。一部では、携帯電話を手放さずに一日中メール等でコミュニケーションを行う層や、テレビ等よりもネット上での動画配信を多く視聴する層もみられるようになった。
 このように、インターネットの利用は余暇消費の一つとしての地位を確立しており、人によってその優先度も異なってきている。こうした余暇消費の変化の実態について分析する。
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