第2部 特集 共生型ネット社会の実現に向けて
第3章 「共生型ネット社会」の実現がもたらす可能性

みんなでつくる情報通信白書コンテスト2011 小・中学生の部 優秀賞受賞コラム


私とじょうほう未来〜じょうほう未来がきせきをかなえる〜

執筆 星下 笑瑠(ほしした えみる)さん(福岡雙葉小学校 2年(当時))
星下 笑瑠(ほしした えみる)さん

コメント:私の考えたじょうほう未来で、たくさんの人たちにきせきがおとずれ、笑顔につつまれた未来をそうぞうして書きました。

 私のおじいちゃまは体がふ自由でいつもねています。私たちがりょ行に行く時はびょう院でおるすばんです。おみやげ話しをしてもピクリとも笑いません。
 おじいちゃまはきせきを信じているそうです。いつか、朝、パチッと目がさめたら、昔のように元気に歩ける。
私はおじいちゃまのきせきのお手伝いをしたいと心から思いました。どうしたら笑顔でお話しが出来るかひっしで考えました。

 さいしょに、3Dメガネのようなきかいが入ったゴーグルをつけます。
それにはナビやストリートビューがついています。かんこうビデオのようにきめられたえいぞうがながれるのではなく、自分の行きたい場所の景色が映ります。行きたい方向に目をうごかすとすすみます。たとえば、右にすすみたい時は目を右にうごかします。後ろにもどりたい時は目をつぶると、その時間の分だけ後ろに下がります。そして、えいぞうに映っているお店でネットはん売と同じ方ほうでお買いものが出来ます。数日後にたくはいびんでおみやげがとどきます。

 次に、歩いているとかんじる方ほうです。両足に空気でふくらんだブーツのようなものをはきます。これをはくとむじゅう力と同じように足がふわっとかるくなり、自分がすすんでいる方こうのえいぞうに合わせてブーツがうごきます。

 さいごに、言ばが上手にしゃべれないおじいちゃまがみんなにおみやげ話しをする方ほうです。
おじいちゃまが見た景色は全てろくがされていて、そのメモリーカードをテレビに入れるとえいぞうが映ります。
私たちはそれを見て、おじいちゃまが今、本当に行きたい所を知ることが出来ます。
そして、後日とどくおみやげを見ておじいちゃまが私たちに何を伝えたいのか知ることが出来ます。
おじいちゃまのりょ行のおみやげでもりあがっている私たちを見て、きっとおじいちゃまはほっぺをゆらゆらうごかして、大きな口を開けて笑ってくれると思います。

 たくさんの人たちにきせきがおとずれ、笑顔につつまれた未来が来る日がまちきれないです。
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