第3部 情報通信の現況と政策動向
第4章 情報通信の現況

(2)通信料金の国際比較


●東京の携帯電話の料金は、音声・メール・データ利用では高い水準

 通信料金を東京(日本)、ニューヨーク(米国)、ロンドン(英国)、パリ(フランス)、デュッセルドルフ(ドイツ)、ストックホルム(スウェーデン)、ソウル(韓国)の7都市について比較すると、固定電話の料金では、加入時一時金が、東京は最も低い水準となっているものの、基本料金については、東京は最も高い水準にある。また、東京の平日12時の市内通話料金は、ソウル、ニューヨークに次いで安くなっている(図表4-3-4-2)。

図表4-3-4-2 個別料金による固定電話料金の国際比較(平成22年度)
図表4-3-4-2 個別料金による固定電話料金の国際比較(平成22年度)
(出典)総務省「電気通信サービスに係る内外価格差調査」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_01000052.html

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 携帯電話の料金では、音声・メール・データ利用のモデル料金による比較において、東京は、一般ユーザについては高い水準にあり、ヘビーユーザについては最も高い水準にある。(図表4-3-4-3)。

図表4-3-4-3 モデルによる携帯電話料金の国際比較(平成22年度)
図表4-3-4-3 モデルによる携帯電話料金の国際比較(平成22年度)
(出典)総務省「電気通信サービスに係る内外価格差調査」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_01000052.html

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 国際電話の料金では、東京-パリ間を除き、東京から各都市に通話する料金の方が、各都市から東京に通話するより高い(図表4-3-4-4)。

図表4-3-4-4 個別料金による東京・都市間での国際電話料金(平成22年度)
図表4-3-4-4 個別料金による東京・都市間での国際電話料金(平成22年度)
(出典)総務省「電気通信サービスに係る内外価格差調査」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_01000052.html
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