企業に対して、5Gへの関心の有無について尋ねた結果が図表図表2-4-2-4である。回答企業のうち、関心があるとの回答は60%を上回り、業種別にみてもいずれの業種も5割を超える結果となっている。他方、企業の規模別にみていくと、大企業では85%以上が「関心がある」と答えたのに対し、中小企業では50%程度にとどまるなど、意識に差が見られた。
続いて、関心のある特長を尋ねた結果が図表2-4-2-5である。こちらは業種の別や企業規模の大小に関係なく、超高速・大容量→超低遅延→多数同時接続の順となり、一般利用者を対象に行ったアンケート調査の結果(図表2-4-2-1参照)と同様の結果となった。
企業が想定している5Gの活用場面について尋ねた結果が図表2-4-2-6である。製造業では「屋内の生産、製造現場」が最も高く、情報通信業やサービス業では「サービス開発」が最も高い結果となった。また、エネルギー・インフラでは「屋外の生産、製造現場」も高い結果となっている。