（2）マルチユース38の状況

●コンテンツ市場のうち、1次流通市場の規模は9兆1,047億円（76.8%）、マルチユース市場の規模は2兆7,511億円（23.2%）

2018年の1次流通市場の規模は、9兆1,047億円となり、市場全体の76.8%を占める。1次流通市場の内訳は、映像系ソフト5兆2,547億円、音声系ソフト6,059億円、テキスト系ソフト3兆2,442億円となっている（図表5-1-9-3）。

図表5-1-9-3　1次流通市場の内訳（2018年）

（出典）総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」

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一方、2018年のマルチユース市場の規模は、2兆7,511億円（全体の23.2%）となっている。マルチユース市場の内訳をみると、映像系ソフトが1兆7,149億円、音声系ソフトが1,513億円、テキスト系ソフトが8,849億円となっている（図表5-1-9-4）。

図表5-1-9-4　マルチユース市場の内訳（2018年）

（出典）総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」

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また、マルチユース率の推移については、ほぼ横ばいとなっている（図表5-1-9-5、図表5-1-9-6）。

図表5-1-9-5　我が国のコンテンツ市場規模の推移（流通段階別）

（出典）総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」

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図表5-1-9-6　マルチユース率の推移

（出典）総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」

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38　あるソフトが内容の同一性を保ちつつ、2次利用以降において複数のメディアで流通すること。

第1節　ICT産業の動向（PDFファイル（3.39MB））