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第2部 基本データと政策動向
第2節 ICTサービスの利用動向

(4)コミュニケーション手段としてのインターネット利用時間、行為者率

●「ソーシャルメディア」の平均利用時間及び行為者率の増減には各年代でばらつきがあるが、10代及び20代の平均利用時間及び行為者率が突出して高く、全年代の行為者率は一貫して増加

インターネットの利用時間に大きな割合を占めるコミュニケーション系メディアの利用について、主なコミュニケーション手段の平均利用時間及び行為者率を比較したものが次のグラフである(図表5-2-5-4)。

図表5-2-5-4 主なコミュニケーション手段の利用時間と行為者率
(出典)総務省情報通信政策研究所「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
「図表5-2-5-4 主なコミュニケーション手段の利用時間と行為者率」のExcelはこちらEXCEL / CSVはこちら

全年代で見ると、「ソーシャルメディア」については、平日及び休日ともに、平均利用時間及び行為者率が増加し、「ソーシャルメディア」の行為者率は、平日及び休日ともに一貫して増加傾向にある。また、全年代の行為者率では、休日について、「ソーシャルメディア」が「メール」を初めて上回った。

年代別に見ると、「ソーシャルメディア」について、10代及び20代では、10代の平日及び休日の平均利用時間が減少したものの、他の年代に比べ、平均利用時間及び行為者率は高い。30代以降の各年代においては、平日及び休日ともに、平均利用時間の増減にばらつきがあるが、行為者率は各年代で増加した。平日の30代の行為者率、休日の50代の平均利用時間について、「ソーシャルメディア」が「メール」を初めて上回った。

「メール」の行為者率は、40代以降について、依然として「ソーシャルメディア」の行為者率を上回っている。特に60代については、平日及び休日ともに、「メール」の平均利用時間及び行為者率が、「ソーシャルメディア」を上回るとともに、増加傾向にある。

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