●2018年度の売上高は、2兆8,369億円
映像・音声・文字情報制作業の2018年度売上高は2兆8,369億円(前年度比2.3%減)であり、1企業当たりの売上高は37.3億円(前年度比6.4%減)となっている。売上高を業種別にみると、新聞業が最も多く、出版業、広告制作業の順となっている(図表5-1-6-19)。
2010年度から2018年度の推移についてみると、2012年度以降売上高は横ばいである。(図表5-1-6-20)。
●広告モデルによる無料配信が拡大
映像・音楽の配信に係る課金システムをみると、「定額制」が34.8%(前年度差0.9ポイント低下)と最も高く、次いで「広告モデルによる無料配信が28.9%(前年度差2.6ポイント上昇)となっている。(図表5-1-6-21)。
32 情報通信業基本調査のうち、各業種固有事項調査票(映像・音声・文字情報制作業)に回答した760社について集計したもの。