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第2部 基本データと政策動向
第7節 ICT研究開発の推進

(2)研究成果の社会実装を加速するテストベッドの構築・活用

NICTでは、1999年度(平成11年度)より、超高速研究開発ネットワークテストベッド(JGN)を構築し、これを国内外の研究機関等へ広く開放することで、先進的なネットワーク技術の研究開発や多様なアプリケーション実証実験の推進等に貢献してきた。また、2002年度(平成14年度)より、大規模エミュレーションテストベッド(StarBED)の運用を開始し、様々な技術の検証テストベッドを提供している。2016年(平成28年度)以降は、IoTの技術実証と社会実証の一体的な推進のために、JGN、StarBEDの拡張に加え、広域SDNテストベッド(RISE)、大規模IoTサービステストベッド(JOSE)等のテストベッドを統合した「NICT総合テストベッド」を構築・運用している。

2019年度(令和元年度)には、最先端ICT技術に関する実証を支援するため、次期ネットワークテストベッド(広域ネットワーク、分散型及びクラスタ型コンピューティング基盤で構成されるテストベッド)について、今後のあるべき姿(利用シーン、機能、性能など)の検討を実施した。

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