パーソナルデータの提供を判断する上で、そのサービスやアプリケーションによって受けるメリットについてどの程度重視するか、という質問については、中国の回答者の9割以上が重視している(「とても重視する」又は「やや重視する」)と回答する一方、同様の回答は日本では6割弱の回答者にとどまった(図表3-3-2-9)。一方で、2017年の前回調査と比較すると、中国においては重視する割合が約10ポイント上昇したが、日本、米国、ドイツにおいてはその割合が減少しており、これらの国においてパーソナルデータの提供に対して人々が慎重になっていることがうかがえる。