●クラウドサービスを利用している企業の割合は約6割となっている
クラウドサービスを一部でも利用している企業の割合は64.7%であり、前年の58.7%から6.0ポイント上昇している。(図表5-2-1-18)。
●多くの企業でクラウドサービスの効果を実感
クラウドサービスの効果については、「非常に効果があった」又は「ある程度効果があった」と回答した企業の割合は85.5%となっている。(図表5-2-1-19)。
●利用しているクラウドサービスは「ファイル保管・データ共有」が最も多い
利用したサービスの内容については、「ファイル保管・データ共有」の割合が56.0%と最も高く、次いで「電子メール」(48.0%)、「社内情報共有・ポータル」(43.0%)となっており、「営業支援」や「生産管理」等の高度な利用は低水準に留まっている。(図表5-2-1-20)。
●クラウドサービス利用の理由は「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が最も多い
クラウドサービスを利用している理由としては、「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」(45.9%)が最も多く、次いで「場所、機器を選ばずに利用できるから」(43.3%)、「安定運用、可用性が高くなるから」(36.8%)が多い(図表5-2-1-21)。
●クラウドサービスを利用していない理由は「必要がない」が最も多い
クラウドサービスを利用しない理由としては、「必要がない」(45.7%)が最も多く、次いで「情報漏洩などセキュリティに不安がある」(31.8%)、「メリットが分からない、判断できない」(17.8%)が多い(図表5-2-1-22)。