●2018年の我が国の情報化投資15は2011年価格評価で約12.7兆円、民間企業設備投資の14.8%を占める
2018年の我が国の民間企業による情報化投資は2011年価格で約12.7兆円(前年比0.5%増)であった。情報化投資の種類別では、ソフトウェア(受託開発及びパッケージソフト)が約8.0兆円となり、全体の3分の2を占めるまでになっている。また、2018年の民間企業設備投資に占める情報化投資比率は14.8%(前年差0.2ポイント低下)で、設備投資の中でも情報化投資は一定の地位を占めている(図表5-1-3-1)。
15 ここでは情報通信資本財(電子計算機・同付属装置、電気通信機器、ソフトウェア)に対する投資をいう。近年普及が著しいクラウドサービスの利用は、サービスの購入であり、資本財の購入とは異なるため、ここでの情報化投資に含まれない。