総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和2年版 > 新型コロナウイルス感染症を契機とするデジタル化の進展
第1部 5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築
第1節 5Gが加速させるデータ流通

(4)新型コロナウイルス感染症を契機とするデジタル化の進展

加えて、第2章第3節で取り上げた新型コロナウイルス感染症による影響も予想される。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って、2020年4月には、不要不急の外出の自粛が要請されたことで、これまでの生活や働き方は大きく変容している。外出時の感染を避けるため在宅でのテレワークが強く推奨され、医療現場においてもオンライン診療についての規制緩和の動きも見られた。

こうした感染症対策としてのデジタル化の進展により、デジタルデータの流通量が増大しつつある。我が国においては5月25日に緊急事態宣言は解除されたものの、世界的な流行は継続していることから新型コロナウイルス感染症対策の長期化が予想されており、新しい生活様式への移行が必須となっている現状に鑑みれば、このようなデータ流通量の拡大傾向はしばらく続くと考えられる。

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