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第1部 特集 5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築
第4節 5Gが促す産業のワイヤレス化

(3)地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証

地域の企業をはじめとする様々な主体によるローカル5G等を活用した地域課題の解決を実現するため、ローカル5G基地局の多種多様な設置場所・利用環境下を想定したユースケースにおけるローカル5Gの電波伝搬等に関する技術的検討を実施するとともに、ローカル5G等を活用した地域課題解決モデルを構築するための開発実証を本年夏頃より開始する予定である(図表2-4-4-4)。

図表2-4-4-4 地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証
(出典)総務省作成資料

なお、本事業を実施しようとする者は、必要な関係者からなるコンソーシアムの形成が求められているほか、実証を行う分野によっては、関係省庁の施策との連携を求める場合もある。

本事業において使用する周波数帯は、制度化を検討中の周波数帯(4.6〜4.9GHz、28.3〜29.1GHz)を原則として技術的検討を実施することとされているが、携帯電話事業者による5Gの周波数帯や既に制度化したローカル5Gの周波数帯(28.2〜28.3GHz)において、これらに相当する技術的検討を行うことも可能となっている。

総務省では、開発実証の実施に先立って、開発実証において取り組むべき地域課題等について、2020年2月から3月にかけて募集を行った。提出された提案について審査を行い、2020年4月に令和2年度実証事業において参考とする課題提案を選定した27



27 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000250.html別ウィンドウで開きます

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