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第2部 基本データと政策動向
第6節 ICT利活用の推進

第6節 ICT利活用の推進

1 教育・医療等の分野におけるICT化の推進

(1)教育分野におけるICT利活用の推進

総務省は、教育分野におけるICT利活用を更に推進するため、文部科学省と連携し、2014年度(平成26年度)から2016年度(28年度)まで「先導的教育システム実証事業」を実施した。具体的には、クラウド技術を活用することにより、児童生徒や教員等が多種多様なデジタル教材・ツールを、いつでも、どこでも利用し、かつ低コストで導入、運用可能な「教育クラウド・プラットフォーム」の実証に取り組み、実証成果である「教育クラウド・プラットフォーム」の参考仕様や教育現場におけるクラウド活用の先進事例について、全国の教育委員会等に対して普及・展開している。

さらに、2017年度(平成29年度)から2019年度(令和元年度)までは、文部科学省と連携し、「スマートスクール・プラットフォーム実証事業」を実施した。具体的には、クラウド化を推進し、教職員が利用する「校務系システム」と、児童生徒も利用する「授業・学習系システム」におけるデータを活用した、教員の業務効率化、アダプティブな学習指導、生徒指導等を可能とするべく、両システムの安全かつ効果的・効率的な情報連携方法等について実証に取り組み、2020年度(令和2年度)は、実証成果である「スマートスクール・プラットフォーム技術仕様」を全国の学校に普及・促進するための活動を行っている(図表6-6-1-1)。

図表6-6-1-1 スマートスクール・プラットフォーム技術仕様の普及促進
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